見た事ない世界へ突っ走って行ける



F>
あのさ メンバーとの馴れ初め教えてよ。全員はきびしいから今回は誰か2人。

りゅう>
ならギターのチャジーとキーボードのぜっとからいこうかな。
考えたら2人とは高校の時の出会いなんだよなぁ。
俺、女の子にモテたくてバンドやり初めて。
でも音楽なんて寝る授業の一つだったから何も音楽の事知らなくて。
YAMAHAの教室に通っていたんだよね。
そこでイベントがあっていろんな階級の人が参加してたの。
その打ち上げでね、彼らなんか全然上の階級で参加してたんだけどすげぇなー
って思いながら会話してたら、これね コロシ文句
「君のボーカル、なんとなく印象強いんだよね。」
って言ってくれちゃってさ。
「あんなに首にアオスジたてて唄ってる人はいないっ」
って はは

F>
爆笑
それ君、今となんも変わってないじゃん!!

りゅう>
へへ それが俺のカラーかな とか(笑)
でもね チャジーなんか中野のジャックナイフ(笑)って
呼ばれてた位もう金髪で「オマエラ ナンダヨ!」って言いながら歩いてるような・・・
その打ち上げでも高校生のクセに端っこで1人、例えば●本●飲んでるような人だったの

F>
こえーーーーーーー

りゅう>
それ 17歳の時なんだけどその時のフィーリングが
お互い良くて今10年以上してこうして一緒のバンドしてる。
だから俺 打ち上げは大切。 って思うんだよ。

F>
今もう30代のTRI-toNeとしては君らのバンドの打ち上げで
出会った若い人達が10年後に「TRI-toNeの打ち上げで出会ったよね。」って
言っててくれたらうれしいね。

りゅう>
うん そりゃうれしい。 でも俺達まだ始まったばっかだから。



F>
君 バンドの中じゃどんな役割してるの?

りゅう>
TRI-toNe はね、メンバーのカラーがはっきりしてて。
例えるなら理科が得意な奴 国語が得意な奴 それぞれいてさ。
俺は体育が専門なんだけど(笑)
そういう中でみんな今はこれ多分誰かが言ってくれてんだろうけど
「りゅうはノセてなんぼ。とりあえずはノセて好きな事さしてみよう」
みたいな事になってるんだよね ありがたい事に。

F>
なるほど。前バンドFDJの時も感じたけど君にピエロやらせてくれてる。

りゅう>
そう 俺のつたない言葉や技術じゃどうしようもない事を
メンバーが引き受けてくれてる。
だから体育の得意な俺はまだ見た事ない世界へ突っ走って行ける。
ってかみんな連れて突っ走る。

F>
体育が得意 はは
でもこのバンド、小難しい感じしないのがとてもいいよね。ちゃんとエンタメしてる。

りゅう>
うん 俺、そういうの嫌いだからっ
で そういう面をメンバーは本当よくわかってくれてて
例えば曲を作ってるのが今は両ギターのチャジーとコバなんだけど
俺に楽しそうに唄ってほしいからこういう曲にしたんだよ。 って言ってやってくれてる。
それで俺がパッと浮かんだメロディを基にイメージ通りな曲を作ってくる。

F>
へえ すごいね。
ギタリストがそう言ってくれるならこっちも安心して任せられるね。

 

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