〜新曲『泪涙』の話〜

「涙のさんずいを取ってみな。」



F >
新曲『泪涙』 かっこいいね それでいてなんか切ない
普段こんな終わった恋を悔しがるような事、絶対言わない君が歌うから
余計に切なく聞こえるのかも
詩中の♪星よ あの日に戻りたい♪
なんてよくそんな言葉、君の頭が思いついたな って位だよ(笑)

りゅう >
涙のさんずいを取ってみな。んで最後の歌詞をもう一回みるべし!

F >
おおっ あの日に戻った!!

りゅう >
泪は相手の決意、それをうけて後悔してあの日に戻りたくて流す俺の涙。
って感じだな。我ながら上手い。The 自己満足(笑)

F >
「涙」って漢字にはそういう解釈もあるのか

りゅう >
今回の歌詞は『スリィ』のように
「作者の思惑が歌詞を見ないと分からないんだぜ。」
っていうのが出来て、自己満足度が高い。
『泪』と『涙』の違いも、分かる人には分かるでしょ。
これ、俺の歌詞の武器というか特徴の一つにしたいよね。

F >
君の武器だね ストレートな言葉とへそ曲がりなトリックを仕込む感じ
といいつつ、こっちも説明されなきゃわかんなかったけど(笑)
歌詞に力を入れてるとこがとても印象いいよ。
メロに乗せるだけの語呂合わせ的な歌詞にした方が楽だろうに・・・

りゅう >
いや、唄ってて面白くないんだよ。
唄っててしっくりくる歌詞じゃなきゃ唄ってる意味が無いからね。
あとは、やっぱ俺がそこで手を抜いたら他のメンバーに格好付かないでしょ。
全力な感じは色んな場面で彼らには見せていかないと。
リーダーですから(笑)

F >
はは メンバーの手前 なんて言ってるけど
君自身が手を抜きたくないんだよね
人に聞いてもらう為の物だから

りゅう >
ライブで唄えば「歌詞が聴きにくい」だわ「何唄ってるのかわからない」って
お客さんから言われちゃうんだから、適当に歌詞を作ったって
誰にもわかりゃしないのにね(大笑)

F >
ま、ライブじゃ歌詞は全部はわからないよね
自分でしっかり作詞した物の方が気持ちがこもるって聞いた事あるけど
ボーカルで作詞担当は奥が深いけどおもしろいね

りゅう >
おもしろいけど、やればやるほど、自分の足りなさを痛感させられるわな(笑)


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