りゅう 『もう30代の男 限定でしかわかってもらえないんじゃないかな』


F >
「Answer」ってまさにりゅうさん節 炸裂だよね

りゅう >
お いっちゃう? その話題(ウキ)
まず「Answer」はね、6/8拍子って言って
青春パンクバンドで多用されてるリズムを使ってるんだよ
感動系な曲の鉄板パターン。

F >
へえ 

りゅう >
で 歌詞はひっさびさにね
うまくいったんだよね 俺の中で(笑)

F >
あはは なんだそりゃ
これはでもねえ 「Answer」はねえ リアルだよね
まさに俺たち世代っ
子供ができて親の目線ってのが少しわかり始めた世代

りゅう >
今回はね もう30代の男 限定でしか
わかってもらえないんじゃないかな?って感じてる位だよ

F >
あは ターゲット狭っ(笑)
あの頃の親の気持ち そして自分の子供が自分をどういう目で見るか
親越え っていう自分に今ある題材だよね

りゅう >
探し続ける決意こそがAnswerなんじゃないですか?
っていう大きなテーマがあるんだけどね
正直な気持ちを言うと
今の俺と同じ歳だった時の両親に
「どんな事を考えていたの?」って聞いてみたくないかい?
それがもう1個のテーマなんだよ

F >
すっごいわかるよ 

りゅう >
♪朝日受け止めた♪
とかさ 子供にしたらやっぱお母さんは
明るい朝のイメージだと思うんだよね
それに対してお父さんは夜に疲れて仕事から帰ってくるから
♪月夜♪
なんだよ

F >
そういう事か あはは
でも男は外で戦ってくるわけだからね
月夜は絶望だったか ってこのお父さん気持ちわかるわー

りゅう >
でしょ?(笑)

♪逃げだしたくなる夜あり 前を向くしかない朝がある♪

結局は夜を越えて朝を迎えるしかないんだもん

♪雲すら掴めず♪

ってのはもやもやしている原因さえもわかんなくなっちゃてる感じさ

F >
もうっ かっなりストレス溜まっちゃってるよこのお父さん

りゅう >
それでもがんばってくれたお父さんに

♪僕はなれるのか♪

って 最後にお父さんに追いつくことを求めているだけじゃあ
だめなんだな と

♪分からなくても 明日を信じ 探し続ける決意♪

答えを見つけようと探そうとする姿勢こそが
答えでいいんじゃないの。ってAnswer!

F >
おおっ
右を選ぶか左を選ぶか答えなんてわかんないよ
でも追求するってのは止めたらいけないんだね

りゅう >
そのもう1つのテーマの
同い年の両親に質問してみたい。 ってのもさ
結局は親と同じ意見だったら安心できるっていう答えを
欲しがっちゃってる訳さ
だから聞いてみたいって思うんだろうけど
答え・正解を聞くんじゃなくて自分で探して行くって事
それこそがAnswerでいいんだと思うんだよ

F >
なるほどね

りゅう >
俺 TRI-toNeを始めて歌詞とメロディと
担当するようになって改めて思う事があって
FDJの作詞・作曲を担当してたギタリスト
今ならどういう歌詞なりメロディなりを
書くのかな?作るのかな?ってね。
彼の作る曲や歌詞、本当好きだったからさ。

F >
TRI-toNe作詞担当としての
りゅうさんの本音のとこだね

りゅう >
歌詞に関しては
まず書いてる事にリアリティがあるかないか
まぁ俺の作詞の技術的な面で
FDJのギタリストのようには出来ない事も多いんだけど
とにかくリアリティは崩したくないんだよね
いい言葉だけを並べて浮ついた事を言っちゃうのは嫌なんだよ

F >
ああ なるほど
1つの単語だけとっても単語だけでは伝わらない
こういう前後があってこの単語が生きてくるわけだもんね

りゅう >
でしょ そういう意味では
歌詞の起承転結っていうか構成には
これからもがんばっていきたいな

F >
TRI-toNeは君が全力で1つずつ歌詞を作ってるのが
味になってるから変にスタイル変えないでね(笑)


 
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