第4話
りゅう 『それが俺が歌う理由。』
F >今回のライブ そこまで大切に考えていたんだ
りゅう >次にライブやろうとしているのが来年夏だからね。
ここでバンドとして最高得点なライブやんなかったら
TRI-toNe メンバー抜けるわ、ライブやんないわ。で
廃れた感じ、勢いが無くなっちゃった感じが全面に出ちゃうでしょ。
それは本当に免れたかった。
F >そうだよね
5人中2人抜けるってのは理由はどうあれ縮小のイメージは付きやすいよ
今回 君のブログによれば一緒に飲みに行ったりしてるくらいだから、
1:良い関係は保ったまま抜けるって事
2:実際に当日メンバー同志の雰囲気が良かった事
3:そして、あれだけ勢いのあるメンバーまとまった感じでライブを終われた事
が、こっちから見ても安心したし印象よかったよ
りゅう >メンバーが抜けることに関してはっきりといえる事は
俺と、抜ける彼らとの間で考え方が違ってきた。っていうのが大きな理由です。
あとは俺に彼らを説得できるほどの力・存在感が無かった。
だから喧嘩した。とか音楽性の違い。とかそういうんじゃないから
仲は全然悪くない。ってか、このままやってたら仲が悪くなっていただろうから
その前に。って感じですな。
F >ルースターのMCで君が言った
「熱い気持ちを手離したらだめなんだよ」
ってのは抜けていく後輩の2人に対するささやかな贈る言葉だったのかな
と解釈してみる
違うバンドに行っても、気持ちを忘れるんじゃないよ って
りゅう >あれは俺の決意表明。って意味合いが強い。
この何年間か、悩んでたことに対しての答えの1つ。
よーやく見つかった。
まぁそのほかにもいろんな意味をこめたMCだったかな。
F >今日みたいなみんな一緒になれるようなライブをずっとやっていこうって意味かな
アドリブだったの あれ
りゅう >スタジオのリハーサルじゃ一切MCは言わないから、そういう意味でいえばアドリブだけど・・・
個人的には今回のMCに関しては漠然とだけど、言いたい事は決めてたよ。
F >自分に対して 以外にどんな意味をこめてたの
あれ これも聞くの野暮?
りゅう >ヤボ(笑)
F >今回2回目―(笑)
りゅう >いや、本当にそのまんまだよ。来てくれてる全員に「情熱は手放すな」って言いたかった。
みんなに「つまんない大人になるな!」 って伝える事。
それが俺が歌う理由にもなってるんだと、確信できたしね。
F >なるほど そうつながって来るんだ。
それにしても、バンド抜けても飲んだりする間柄。
そういうメンバーにしかわからない人間関係ってなんだろうね
夫婦だったら伴侶
お笑いだったら相方
バンドならメンバー
りゅう >元彼女・元彼氏と仲が良い。って感覚と一緒なんじゃないかな?
F >あはは なら今回は良い方の別れ方をしたね
セックスだけつながるのはたまに一緒にスタジオ入りするようなもんか
君 なさそう(笑)
りゅう >うん、俺ない(大笑)
F >『泪涙』から『ルースター』の流れはそう考えると意味があっただね
りゅう >意味は全曲あるさー!(大笑)