The Long Interview〜vol,15〜
Texted By Yoshihiro Fukawa
TRI-toNe 4th CD 【スターダスト】
〜ライナーノーツ〜
1月16日夜 私は国分寺の酒場にいた
テーブルをはさんで向かい合うはりゅう
彼とは1年数か月ぶりの再会となる
なぜそうなったかここでは敢えて触れないが
この1年数か月 お互いがどんな事を考え
どんな事があったのか が話題の中心になった
30代が折り返し地点を過ぎ 40代の入口も近づいて来た身で
そんなに平平凡凡に安穏と暮らして行けるはずがない
盃を重ねる度に相手の心情が我が事のように伝わり合う
そういう時間になった
そして1年分を話し切らないうちに街は朝日を迎え始めた
Stardust−スターダストー
この日 1口目のビールに口をつけた直後に彼の手から差し出されたCD
昨年の8月にライブ会場限定で無料配布されたTRI-toNeの新譜
スターダストとは直訳すれば星屑という意味だ
作詞はりゅうが担当している
スターダスト 歌詞より
♪憧れてた背中と
肩が揃う 夜空の下♪
チャジー@ギターの作曲
チャジー本人のソロ演奏でイントロが始まる
メロディを文字で説明するのは難しい
イントロのイメージはあい色
深く広がる星空の色
♪勝ち抜けて叶う世界
星は光り続ける♪
イントロのギターにリズム隊が合流して
TRI-toNeのサウンドが産まれる
ハイテンポ! ハイトーン!!
♪走れば辿り着ける
景色、想い 模様になり♪
深く広がる星空の色はそのままに
いつの間にか聞こえる燃え盛る流星のようなギターリフ
♪全てはこの身体で
創る険しきノスタルジア♪
ここまでの歌詞に注目していただきたい
これは走り続けている男の詩だ
どこか切迫しているような
走る事を宿命付けられた
そういう男の立ち止まる事のできない覚悟のような物さえ感じる
思えば彼のブログ
ざっと読み返すだけでもキーワードにあふれている
りゅうブログより
2014年1月4日 月曜からの現実に備えます!!
同 1月6日 スポンサー活動 長い1日
同 1月9日 ポジティブ100%のりゅうさんが冬休み明け4日目で既に行方不明になっておりますが(苦笑)
同 1月12日 アシカには本当癒された!!
平平凡凡に安穏と暮らしていない
己の日常と常に闘っている者の文章だ
♪大事な煌めき
指先 結んでゆき
大きな三角(みつかど) 描き出せ♪
完全にスピードにのった演奏に
さらにそれをリードするかのような歌声
この後の大サビに向けて大きく盛り上がってゆく
りゅう >みつかど。は夏の大三角形だよ。
自分の閃きで夏の大三角を描ければ、そりゃすごく輝く!
ってイメージが俺にはあるのよ!
♪Wow!! トキハナテ
Wow!! ハレワタレ♪
作詞担当
ボーカルりゅうの魂の叫びだ
うねりをあげた楽曲はここで頂点を迎える
トキハナテ! ハレワタレ!!
♪燃え尽きる星屑
幾千 感情のステージ
今宵もまた一つ♪
りゅう >でもどんなに輝いているものでも
いつかは終わりがくる
それを‘スターダスト‘ と言いたい曲かな
りゅうブログより
2014年12月31日 今の自分を存分にぶつけられた傑作だと思っております!
特に歌詞なんて・・・さ
これだ
出しすぎな位にその時の自分をさらけだすスタイル
TRI-toNeは色あせていなかったっ
明け方の国分寺
アルコールにやられて頼りにならない足元に
忘れてはいけない感情と 忘れても良いこだわりと
この手の中のCDに詰め込まれている
そして今日もりゅうはアシカに本当癒されるのだろう(笑)
これを読んだ全ての方が‘スターダスト‘に今までよりも深い思い入れを持ってくださいますように!
2015年1月30日 府川 佳弘
1曲フルで試聴出来ます!!
画像をクリックしたらSoundCloudへ♪