Track 5

〜Stardust〜
「エンジニアさんは主治医だよ。」

 


F >この曲もシングル曲だったよね
Mariaの流れでこれが来て大人のバンドって感じしたよ

りゅう >これに関しても【Hello,summer Rain】と一緒で
1年前のレコーディングの素材そのまま。
1年前のTRI-toNeイベント【豪音vol,6】で無料配布したものより
かなりパワーアップしてるでしょ♪

>>へえええ これもREMIXなんだ
そういうのが普通にできてしまうんだね
またエンジニアの方がもうなんか主治医さんのようだね

りゅう >はい、エンジニアさんは主治医だよ、本当に。
エンジニアさんとどれだけ気心が知れる関係になるか?って
本当に重要なんだと、今になってよくわかったよ。

F >どれだけ気心知れる関係になれるか か
それほど 作品を産む時ってのはイメージが繊細なんだね
同じ「青色の曲から黄色の曲に変えたい」でも

受け取り方は100通りだろうもんね

りゅう >理論や計算式だけで作品が産めるなら

芸術はもう芸術じゃなくなってるでしょ。
スポーツもそうだけど、かなりな部分で

理論や計算式は解析されていて
それが重要視もされていて

その結果、レベルは飛躍的にあがっているけど
じゃ、みんなそれを受け入れたら

同じように素晴らしいモノになるのか?っていえば
やっぱ違うでしょ。

初めのきっかけ、そして最後の表現や勝負時は

そいつが持ってる感性やイメージ次第だと思うよ、俺は。

F >おお なるほど
確かに「理論や計算式で解析しきれないなにか」が

欲しくて音楽や芸術に触れたくなるよ

りゅう >そしてその感性やイメージがみんなと共有出来るか?が

チームとして強くなるか?ならないか?

だから面白いんだよ、団体モノは!

F >すっごい初歩質問 またいい?
REMIXはMIXをもう1回やり直す作業ってのは

なんとなくイメージできるんだけどね
そもそもMIXってなに?

りゅう >うん そうだね

MIXは録った楽器や歌とかの音達のバランスを整える作業。

TRI-toNeのレコーディングやってくれてるエンジニアさんが

録音終わってからずっとMIX作業やっていてくれていてね
エンジニアさん+メンバーで完成に持っていく。と。

よ >おお
わかりやすい それ 
ギターは「もうちょっとギター大きくしろ」 とか
ドラムは「もうちょっとベース黙れ」 とか

そうならないの?
最終的にはりゅうさんの「ボーカル目立たなきゃ意味ないだろ」
で決まる とか(笑)

りゅう >そういう話し合いはもちろんあるけど

エンジニアさん、もうTRI-toNeとの付き合い長いから

その塩梅が初めから理想に近い。
それで生計を成り立ててる人だからね。やっぱ凄いよ!



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