第5話

〜カラオケの話〜
「デートだって合コンだって、初めっから我を出してくる

女の子とか正直、かまえちゃわない?(大笑)」

 


F >
お一人様カラオケ デビュー
うれしはずかし

うまく聞こえるコツかうまく歌うコツを教えてくれ

りゅう >
複式呼吸で歌う。まずはそっからだ(笑)
あと、しいていえば、モノマネチックに歌う。かな。

F >
腹式呼吸 意識してみてるんだけどなぁ

りゅう >
モノマネチックをやると、自然とピッチもあってくるもんだよ(笑)

F >
君の言った2つを意識したら難しい方の採点で90点台が出た はは
モノマネでなくチックってとこが味噌ね

りゅう >
言い方を変えれば我を出すと良い事ない。って事だ(大笑)

F >
今ね 自分の歌声を聞いてみたの ボイスレコーダーで
各部の歌い出しが1テンポ遅い
各部の歌い区切りがぼやける ぬぅぅ

りゅう >
なんとなくウル覚えで歌えば、歌詞やメロを追って歌う感じになるから
やっぱテンポ遅れて歌うことになるよね。

F >
ふむふむ
確かに7割位覚えの奴はさらにひどかった
10割覚えの自信のある奴もひどかった

なーぜー

りゅう >
カラオケでうまく歌いたいなら、曲と声をちゃんと覚える。
こっからだよ。センスとかテクニックとかは。

F >
なるほど
そこ重要なんだ

まとめると曲聞きまくって我は出さないでなるべく本人チックに腹式呼吸で。 か

りゅう >
我を出すと駄目になるもんだよ、何事も(大笑)

F >
我を出さない って難しいよなあ
何事も(↓↓)

りゅう >
それが慣れてきてちゃんと出来たら、我を出す。
そしたら「オリジナリティ」って言葉が生まれるわけだな。エヘン

F >
おお 深いイイ
まずは自分を抑えて楽譜 てか世間 てかに合わせるって事か
大人だぁ

りゅう >
楽譜。とか言葉にすると、なんかややこしい感じになるでしょ。
仕事で言うマニュアル。みたいにさ。

だから「覚える」

仕事でも、まずは言われたことを覚えつつ
慣れてきて自然にできるようになったら
自分の意見や工夫を少しずつ取り入れてみる。ってな感じで。

F >
なるほど 確かに
最初から「今は自分を押さえる時期」ってわかってれば気持ちも楽になるわ
なるほどなるほど

りゅう >
人それぞれ、書いて覚える人もいれば
当たって砕けて覚える俺もいる(笑)

書いて覚える人は「楽譜」なんだろうし
当たって砕けて覚える人は「感覚」なんだろうし。

F >
君は間違いなく感覚の人のパターンだなぁ はは

りゅう >
デートだって合コンだって
初めっから我を出してくる女の子とか
正直、かまえちゃわない?(大笑)

F >
かまえちゃう
そっちのペースにのまれてたまるかっ って

りゅう >
うちらだって、はじめから我は出さないでしょ?

F >
やばい!
割と早い段階で自分の我を出してるかも
4割くらいは

りゅう >
一般ピーポーは残念ながら我ははじめに出しちゃダメって事ですわなぁ。
俺も君も(大笑)

F >
うける わかったっ
カラオケうまくならない原因はここだっ
自分を抑える事を意識します

君はうまく自分を抑えてうまく歌えるようになっただね

 

りゅう >

いまだ失敗ばっかりだけどね(苦笑)


 

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